YAMA SWAMPMAN

山にハマって抜け出せない、山沼の住人。神奈川発|山歩きの記録。低山からいつかアルプスのテント泊へ。FUJIFILM X-E5で景色を一枚。

【景信山〜陣馬山】縦走デビュー。小仏バス停から、陣馬山麓の蕎麦屋まで歩いた春の一日

前回の金時山は、正直ビビって短コースを選びました。だから次は、ちょっとだけ背伸びしてみました。選んだのは、奥高尾の王道縦走——小仏バス停から景信山に登り、尾根をたどって陣馬山まで。2026年の春、4月のことです。

ピークをひとつ越えて、また次のピークへ。「縦走」を自分の足でやるのは、山に戻ってきてから初めて。金時山の往復とはまるで違う一日になりました。

再開の一座・金時山の話はこちら yamaswampman.com

コースとアクセス

小仏バス停 → 景信山 → 明王峠 → 陣馬山 → (新ハイキングコース)→ 陣馬高原下バス停

  • 標高:景信山 727m/陣馬山 855m
  • 行き:JR・京王 高尾駅の北口から、西東京バス「小仏」行き終点まで
  • 帰り:陣馬高原下バス停から、高尾駅北口行きのバス
  • コースタイム(実績):合計 約5時間26分(休憩1時間含む)
  • 歩行距離・標高差:約13.8km・登り1,024m/下り984m

参考:小仏〜陣馬〜陣馬高原下の標準タイムはおよそ4〜5時間、距離は10km前後。景信山〜陣馬山だけでも約2時間あります。コンビニは高尾駅前がラスト、陣馬高原下にはトイレと自販機あり。バスの本数は多くないので、帰りの時刻は先に調べておくと安心です。

道中レポ(と、正直な弱音)

小仏バス停を降りて、まずは景信山へ。登り出しはやっぱり息が上がるけれど、金時山のときよりは体が覚えていた気がします。少しは前進。

景信山の山頂は、開けていて気持ちがいい。 茶屋とベンチがあって、都心方面の街並みと、木々の隙間に富士山が見えた。茶屋で有名な山菜の天ぷらを食べた、これは美味!ここで一息ついて、いよいよ尾根歩きの始まりです。

景信山から陣馬山までの縦走路は、奥高尾らしいたおやかな道。急登でガツンと来るより、小さなアップダウンを繰り返しながら、新緑の芽吹きの中をひたすら進んでいく感じ。4月の柔らかい木漏れ日が最高に気持ちよかった。

とはいえ距離は正直ある。明王峠を過ぎたあたりで疲れからか足の張りを感じる。「まだ着かないのか」と思い始めた頃に、ようやく——

陣馬山の山頂、あの白馬の像

着きました、陣馬山。山頂にはあの白馬のモニュメント。雑誌でもSNSでも何度も見たやつが、目の前にある。ベタかもしれないけど、実物を見るとやっぱりテンションが上がります。

そして360度のパノラマ。景信山からここまで自分の足でつないできたと思うと、同じ景色でも見え方が違う。晴天と人があふれる活気のある茶屋。縦走の達成感って、こういうことか、と。

カメラのこと(今回から、X-E5)

金時山のときはスマホでしたが、この日からは相棒がX-E5。「ちゃんと残したい」と思って買ったカメラを、初めて本格的に山へ連れ出した日でもありました。

X-E5といえば使ったフィルムシミュレーション。春の芽吹きの黄緑を、PROVIA中心で撮ってみたら、記憶の色にすごく近くて。撮って出しでこれが出るのは、やっぱり楽しい。(フィルムシミュレーションについては、別途記事にまとめたい)

なぜ登山にX-E5を選んだのか、という話はこちらの記事に書いています。 yamaswampman.com

下山と、ごほうびの陣馬そば

陣馬山からは、新ハイキングコースで陣馬高原下バス停へ。これが地味に急な下りで、膝に来る。「ハイキング」と言いつつ、最後まで気は抜けません。

そして下りきったごほうびが、バス停近くの陣馬そば「山下屋」。(https://jinbasoba.jp/)

縦走でへとへとの体に、そばが沁みる。十割りそばをすだち塩で食べるとめちゃくちゃおいしい!写真を撮るのも忘れそうなほど一気に食べてしまいました、おすすめです。山を歩いたあとに食べるものは、どうしてこう美味しいのか。金時山のしめじ汁もそうでしたが、私の山の楽しみの半分は、もはや下山メシかもしれません。

メモ

縦走は距離があるぶん、調べると歩き方次第で疲れ方が変わるとか、、、これは次に活かしたいポイントでした。

まとめ:縦走デビューに、奥高尾はちょうどよかった

  • 難易度:★☆☆☆☆(距離はあるが危険箇所は少なめ・縦走入門向け)
  • 所要時間:約6~7時間
  • こんな人に:そろそろ縦走に挑戦したい人/高尾より少し静かな尾根を歩きたい人/下山後のそばまで含めて山を楽しみたい人

金時山で「また登りたい」と思って、今度は尾根をひとつ縦走できた。一歩ずつだけど、ちゃんと前に進んでいる気がします。

山沼、まだまだ深くなる一方です。次はどの山に沈もうか。